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派閥抗争で創価学会組織は分裂する  更新 2011.11.3

ポスト池田大作に向けて創価学会上層部の動きが活発である。2013年にすべての体制転換を計ろうとしている学会は、まず、同年に行われる可能性の高い衆院総選挙、確実に実施される参院選、都議選の「トリプル選挙」に完勝すべく全力を傾けている。
 現在の原田−正木体制は不人気で、池田不在にも関わらず、まったくと言ってよいほど役に立っていない。この期に及んで池田が健在である演出をし続け、末端組織では脱会者が続出している。原田会長の北朝鮮顔負けの“創価官僚”ぶりに組織はいよいよ沈滞ムード一色だ。池田大作の次男・城久(29歳で胃穿孔により死亡)の“ご学友”で作る「27人会」の中心メンバーである正木理事長を、次期会長に据えたいという創価大学(学園)グループがある一方、世代交代を大義名分に谷川佳樹副会長(東大卒)を担ぎ出す非創大系グループが本腰を入れた活動を開始。谷川氏の下には“裏選対”の総指揮者である佐藤浩広宣局長(早大卒)がブレーンとして着いた。その佐藤氏が、公明党などの傘下組織から優秀な人材を集め、谷川体制強化に動いている。谷川氏は総神奈川総主事、佐藤氏は総埼玉の中央参与と中部の方面中央参与に就任。神奈川、埼玉、愛知で選挙の陣頭指揮を執る。
 ここで、反谷川派は「波田地問題」を持ち出してきて牽制。この問題というのは、宗門批判の急先鋒だった理論家、波田地克利・聖教新聞企画部副部長が、宗門側との討論中に「学会の本尊はニセ物の疑いがある」と発言したことが問題視され、2006年6月、本部職員を馘首されたというもの。会内では「創価学会最大の論客」と讃えられていた人物の追放劇に、少なからず動揺はあったが、巷で囁かれている「学会ニセ本尊説」を認めてしまった罪は大きい、という意見が大勢を占めた。
 しかし、事の真相は、波田地氏が谷川氏の女性スキャンダルを知っており、谷川支持派が「失言」を理由に追放したという情報が駆け巡っている。正木理事長が同じ創価大出身で、もともと親しい間柄にあるこの波田地氏をどう「活用」するか今後が注目される。また、“第三の男”として、原田会長、谷川氏と同じ東大出身の萩本広報室長が急浮上するという線が囁かれてはいるが、いかんせん会内の知名度が低すぎてまずあり得ないだろう。
 さらに、最高指導会議議長の秋谷栄之助前会長の影響力が増しつつある。早くから実力者として頭角を現し、戸田城聖会長から「城永」の名を与えられた秋谷氏は(池田はついに「城」に因んだ名前をもらえなかった)、事あるごとに池田大作にいじめ抜かれてきた。池田は自分より実力のある者を徹底的に排除するか叩き続けるという性格の持ち主だが、秋谷氏は格好の標的にされた。2006年11月、池田は秋谷氏を罵倒して会長職を突然解任。25年間も組織に対するすべての批判の矢面に立ってきた功労者に対してこの仕打ちである。これには、本部職員の間でも池田の異常行動を批判する者もいたが、それは一時的なことで終わった。
 しかし、組織のすべてを知り尽くす秋谷氏の復権が囁かれるのは、今年学会を脱会し、日蓮正宗に帰伏した池田の金庫番、中西治雄氏対策の意味があるとの見方が専らである。また、矢野絢也・元公明党委員長が準備している脱税の暴露など、今後、組織にダーメジがある事件の続発が予想され、池田死後に頼れるのは、やはり秋谷氏しかいないという声は長老を中心に多い。
 このように、創価学会上層部では、経済苦や病気で苦しむ会員のケアはそっちのけで、次期会長を狙った権力闘争が勃発している。また、誰が会長になるにせよ、カネが物を言うのは世の常で、ここにまたまた財務の季節が巡ってきた。組織はこれまで以上に発破をかけ始めている。このような実態は、政界や一般企業と何ら変わらない。「創価学会だけは別」と考えている世間知らずの会員は、今後の行く末をしっかり目を凝らして見るべきだろう。この抗争は東京vs関西という構図も加わり、さらに大きくなることは必至で、組織の分派や解体は加速度的に進まざるを得ない。多くの学会員は「戸田会長の死後、組織は空中分解すると言われたが、それどころか発展した」と胸を張るが、このときは、日蓮正宗大石寺という拠り所があったからこそである。今回ばかりは、学会の激震はそのまま崩壊へと直結することは論を俟たない


 
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